2014.08.12発売
作曲:Beyoncé Knowles, Terius Nash, Chauncey Hollis, Raymond DeAndre Martin, Chimamanda Ngozi Adichie
プロデュース:Hit-Boy, Knowles, Rey Reel, Boots
アメリカ合衆国の女性R&BアーティストBeyonce(ビヨンセ)の5枚目のスタジオ・アルバム『Beyonce』から、5曲目のシングル曲。この曲は2013年にすでにインターネットで先行公開していた"Bow Down/I Been On"を下敷きに作りなおした曲であり、トラップを取り入れたHIP-HOP調の楽曲となっている。
この曲はナイジェリアの作家がTEDxEuston会議で行ったスピーチ"We should all be feminists"のセリフがそのまま1分近く引用されている。このパートを隔てて、前半は"Bow Down, Bitches"(ひれ伏せ、ビッチ共)と挑発的なリリックなのに対し、後半は"Flawless"を連呼して、「あなた達は完璧よ」と語りかけるリリックに変わるのが特徴的である。
この曲の原型である"Bow Down/I Been On"はその挑発的な歌詞のために、Keyshia ColeやRihannaから批判を浴びたが、このような楽曲に改良したことでフェミニズムを全面に押し出した社会性の高い楽曲に生まれ変わっている。また曲の冒頭とラストにタレントコンテスト「スター・サーチ」の音源が挿入されているが、これは実際に彼女たちが幼少期に活動していたグループ"Girl's Tyme"が出場時の音源を採用したもので、実際に彼女たちはこのコンテストでの優勝を逃している。また、前述のとおり、Adichieのスピーチを引用したことが、音楽批評家から高い評価を受けている。また、2014年に発表されたPitchfork Mediaの年間ベストソング200曲のリストでは7位に選出されている。
Beyoncé - ***Flawless ft. Chimamanda Ngozi Adichie
Jake Navaによって監督されたミュージックビデオでは、実際に冒頭とラストで「スター・サーチ」出場時の映像がそのまま使われている。本編はモノクロ映像になっており、モッシュを繰り広げたり、彼女自身が髪の毛を振り回したりと、かなり挑発的な映像に仕上がっている。
また、Nicki Minajのラップをフィーチャーし、新たなバースを加えたリミックスも公開さており、彼女のオフィシャルサイト上で公開された。なお、Billboardチャート上の表記は『***Flawless feat. Nicki Minaj Or Chimamanda Ngozi Adichie』で書かれており、2種類のポイントが合算で集計された。
全米チャートで最高位41位、全英チャートで最高位65位を記録した。